EXCEL VBA 請求書・領収書の作成・自動判定・自動押印(電子印鑑)丸印・角印(テクニック)

 

 

EXCEL VBA 請求書・領収書の作成・自動判定・自動押印(電子印鑑)丸印・角印(テクニック)

 

 

 ●はじめに

今回説明するサンプルプログラムは、以前紹介した「EXCEL VBA 請求書の作成・一覧表からの請求書発行・・・」の機能追加したサンプルプログラムです。機能を追加した部分は、【請求一覧】のデータから自動判定して、請求印と領収印及び担当者の印影を挿入してPDFやプリンターへ出力する機能です。データの登録条件により、自動的に押印処理が出来るので、大量に発行する際には、押印処理が省けるのでその分、業務の効率化が図られます。それでは、順番に説明いたします。

【今回のプログラムは、【請求書の作成・一覧表からの請求書発行】の内容を引用して作成していますので、請求書作成の全体部分については、、下記を参照して下さい】

EXCEL VBA 請求書の作成・一覧表からの請求書発行・作成「印刷・PDF・ワークシート別・差し込み印刷」(テクニック)

 

 

 

EXCEL VBA 請求書・領収書の角印(電子印鑑)を自動判定にて自動押印しPDF出力します。

 

 

 ●プログラム説明 (サンプル①)

下記のサンプルプログラムは、請求書や領収書で使用する角印を出力するデータに応じて、自動判定して角印を自動押印(挿入)するサンプルプログラムです。2パターンのプログラムを作成しており、一つ目は請求書・領収書をPDF化するバージョンともう一つは、プリンター等へ紙に出力する2パターンを作成しています。また、担当者の個別の丸印にも対応しているので、担当者が押印せずに、請求書・領収書を発行する事が出来ます。


【プログラム説明】

・ワークシート名「請求一覧」に登録されているデータ、D列に「担当者」・P列に「区分」が登録されています。このD列とP列のデータを元に電子印を自動押印します。
・ワークシート名「請求一覧」・・・下表の一覧表(請求書・領収書発行に必要なデータが登録されています)
・ワークシート名「請求書・領収書」・・・請求書・領収書の雛形として利用します。(請求書・領収書を発行する時にデータを転記します。)


【電子印種類】

電子印種類印影
請求印
領収印
鈴木
佐藤
高橋
伊藤
田中

 

・区分【P列】には、請求書・領収書が登録されています【請求書】は、・・・請求印 : 【領収書】は、・・・領収印
・担当者【D列】は、各担当者の氏名が登録されていますので、該当する氏名の丸印を請求書・領収書に反映します。

【請求書・領収書】印影場所の事前設定

 

【プログラム実行条件】

・ワークシート名「請求一覧」・・・請求書・領収書を発行する元となる情報が登録します。「A列からP列まで」
・ワークシート名「請求書・領収書」・・・請求書・領収書の雛形を作成します。
角印「請求印・領収印」及び丸印「個人印」は、C:\印鑑ファイル ⇒ フォルダーに保存する。

 

 

 

 

●実行前~実行後 ※プログラム実行後、ワークシート「請求一覧」O列「発行」が空白データに対して、請求書・領収書の発行し自動に角印・丸印が挿入されPDFファイルとして発行されました。
(画面クリックして拡大)

 

 

EXCEL VBA 請求書・領収書の角印(電子印鑑)を自動判定にて自動押印しプリンターへ出力します。

 

 

 ●プログラム説明 (サンプル②)

下記のサンプルプログラムは、上記のサンプルプログラムと同じ条件で請求書・領収書の角印・丸印を自動判定して、印影を挿入しプリンターへ出力するサンプルプログラムです。

全体的には、【プログラム説明(サンプル①)】と同じプログラムなので、サンプル①を参照して下さい。

 


 

EXCEL VBA 請求書の作成・一覧表からの請求書発行・作成「印刷・PDF・ワークシート別・差し込み印刷」(テクニック)

 

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