EXCEL VBA ワークシート(Worksheets)の使い方・存在チェック・別ブック・検索(テクニック)

 

EXCEL VBA ワークシート(Worksheets)の使い方・存在チェック・別ブック・検索(テクニック)

 

 

 ●はじめに

今回は、ワークシート(Worksheet)に関する内容で4つのサンプルプログラムを作成しました。プログラムの内容としては、シート名を検索してシートの存在チェック・他のブックのシート名を取得するなどのテクニックを交えたサンプルプログラムになります。シート(Worksheet)は、セル(cells)と同様にプログラムの作成で頻繁に利用するので、使い方が広まるとプログラム作成の幅も広がります。それでは、順番に説明いたします。

ワークシート(Worksheet)に関する他のページも参考になると思いますので参照して下さい。(一部抜粋)】

EXCEL VBA Worksheet・ワークシートの取り扱い・指定・参照・追加・削除方法

EXCEL VBA ワークシートのアクティブ・選択・指定・グループ化(追加選択・複数選択)

EXCEL VBA ワークシートの見出しの色を変更・ワークシートの表示・非表示の切り替え(Tab.ColorIndex・Visible)

 

 

 

EXCEL VBA ワークシートの使い方(シートの存在チェック・シート検索)

 

 

 ●プログラム説明 サンプルプログラム①

下記のサンプルプログラムは、ワークシート名を入力して、フック内に該当するシート名が有るか調べます。検索結果をメッセージボックスにて表示します。

 

 

 

 ●実行前~実行後  ※プログラム実行後、 検索するワークシート名を入力します。入力後にワークシート内に、存在するか検索します。結果をメッセージボックスにて表示されます。
(画面クリックして拡大)

 

 

 

EXCEL VBA ワークシートの使い方(シートがなければ追加作成・シートの追加)

 

 ●プログラム説明 サンプルプログラム②

下記のサンプルプログラムは、ブック内のシート名「マスター」に【シート名一覧】がA列に作成されています。このデータを元に、現在作成されているワークシート名をチェックして【シート名一覧】に作成されていないシート名を追加作成するサンプルプログラムです。

 

 

 

 

 ●実行前~実行後  ※プログラム実行後、ワークシート「マスター」にある「シート名一覧」と既存のシート名を比較して、「シート名一覧」に無いシート名を追加しました。
(画面クリックして拡大)

 

 

 

EXCEL VBA ワークシートの使い方(特定条件に指定したシートを削除)

 

 

 ●プログラム説明 サンプルプログラム③

下記のサンプルプログラムは、ある特定条件(文字列)に指定したシートを削除するサンプルプログラムです。既存のワークシート名に「削除」の文字列が記入されている場合は、シートの削除対象になり該当するシートが削除されます。

【プログラムの説明】
①シートの削除対象にするには、シート名に【削除】の文字列を追記します。
②プログラム実行後、削除対象のシート名が有る場合は、対象のシート名がメッセージボックスで表示されます。
③【はい】・・・対象のシートが削除されます。 【いいえ】・・・シートの削除がキャンセルされます。(削除されません)

 

 

 

 

 ●実行前~実行後  ※プログラム実行後、削除対象のシート名がメッセージボックスに表示されます。削除確認して【はい】の選択で、削除対象のシートが削除されました。
(画面クリックして拡大)

 

 

 

 

EXCEL VBA ワークシートの使い方(別ブックからシート名を取得します・別シート名検索)

 

 

 ●プログラム説明  サンプルプログラム④

下記のサンプルプログラムは、別ブックからシート名を取得するサンプルプログラムです。ダイアログボックスからEXCELファイルを選択して、そのファイル内の全シート名を取得するサンプルプログラムです。シート単位で情報を管理している場合は、いちいちファイルを開いてシート名を確認するよりも、ファイルを選択するたけで、シート名を自動的に取得するので、とても便利です。

 

 

 

 

 ●実行前~実行後  ※プログラム実行後、ダイアログボックスからEXCELファイルを選択します。選択したEXCELファイル(ブック)のシート名全てを取得して、シート(マスター)のA列に一覧表として転記されました。
(画面クリックして拡大)

 

 

最後まで、ご覧いただきまして誠に有難うございました。
また、VBAに関するテクニックや便利な手法などをこのサイトに掲載していきますので、定期的に参照していただけると幸いです。