EXCEL VBA 指定した文字列を繰り返し表示する。簡易グラフの作成・指定文字を並べて表示(String関数)

 

 

EXCEL VBA 指定した文字列を繰り返し表示する。簡易グラフの作成・指定文字を並べて表示(String関数)

 

 

 ●はじめに

今回説明するのは、String関数の利用方法を説明いたします。String関数は、特定の文字を指定した数を同一のセルに並べて表示する事ができます。同じ文字(1字)を繰り返して表示させる際にString関数を利用します。それでは、サンプルプログラムを交えて順番に説明いたします。

●【String関数については、下記を参照して下さい】:参考(Microsoft社 様)

https://docs.microsoft.com/ja-jp/office/vba/language/reference/user-interface-help/string-function

 

 

 

 

 ●書式の説明

● String関数を利用するには、下記の通りに設定を行います。

【構文】

● String(数,文字)

 

引数必須/省略説明(内容)
数(Number)必須文字を並べる数を指定します。
文字(Character)必須文字を指定します(1文字)ASCIIコードで文字を指定する事も出来ます。

 

【使用例】:関数のサンプル

【プログラム】① 【文字を使用した場合】

【プログラム】② 【アスキーコードを使用した場合】

 

 

 

【注意点】
String関数の引数(数:number)に負(マイナス)の値を指定するとエラーが発生します。

 

 

 

 

 

 

 

EXCEL VBA String関数を使った簡易横棒グラフの作成

 

 

 

 ●プログラム説明 (サンプル①)

下記のサンプルプログラムは、String関数を使った簡易横棒グラフを作成します。A列には名前・B列には点数が登録されています。この点数に応じてC列に簡易横棒グラフを作成します。C列の簡易横棒グラフは。10点に対して1個”■”が表示するように設定されています。

【プログラムの流れ】

① B列の最終行を取得します。
② 2行目から最終行まで繰り返します。
③ String関数を使いB列の点数に応じてC列に”■”を表示させます。


【プログラム実行条件】

・A列に氏名・B列に点数を入力します。(0~100)

 

 

 

 

 

●実行前~実行後 ※プログラム実行後、B列の点数に応じてC列に簡易横棒グラフが作成されました。
(画面クリックして拡大)

 

 

 

 

 

EXCEL VBA String関数を使った簡易横棒グラフの作成(+プラス:ーマイナス)

 

 

 ●プログラム説明 (サンプル②)

下記のサンプルプログラムは、String関数を使った簡易横棒グラフを作成します。今回作成する簡易棒グラフは、数値がプラスの場合は”■”を表示し、マイナスの場合は、”▲”を表示するサンプルプログラムです。数値に応じて+ー10に対して記号が一個表示するように設定しています。

 

【プログラムの流れ】

① B列の最終行を取得します。
② 2行目から最終行まで繰り返します。
③ Bがプラスの数値の場合は、C列に”■”を表示させます。マイナスの数値の場合は、C列に”▲”を数値の大きさに応じで表示させます。


【プログラム実行条件】

・B列に数値を入力します。(-200~200の間)目安

 

 

 

 

 ●実行前~実行後 ※ プログラム実行後、B列の+プラスーマイナスの数値に応じて簡易グラフが作成されました。
(画面クリックして拡大)

 

 

 

 

 

 

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