EXCEL VBA 2つのデータを検索・照合・データを追記方法(テクニック)

EXCEL VBA テクニック 2つのデータを検索・照合して元データに無いデータを追記します。 

 

 ●はじめに
ここでは、2つのデータを検索・照合し元データと追加データを比較して、元データに無い追加データを元データの最終行に追加するプログラムです。マスターデータを管理するなど、元データに無いデータを新たに追加する時などに、使用すると便利です。

 

 ●プログラム説明(事前)
プログラムの説明ですが、AB列に元データ、EF列に追加データがあります。このデータを比較してAB列に無いデータをEF列からAB列の最終行に追加します。
AB列・EF列共に存在するデータについては、データは追加されません。

 

 ●実行前 ※A・B列は元となるデータ一覧・E・F列は、A・B列に無いものは、追加対象となります。(クリックして拡大)

 

 ●プログラム説明
下記のプログラムは、2つのデータを検索・照合して元データに追記するプログラムになります。
※注意:下記のプログラムをコピーして利用する場合は、シート名を指定していますので、必ず、シート名を「Sheet1」にして下さい。

 

 

 ●実行後 ※元のデータとして一覧に無かった秋田・神奈川が追加されました。(クリックして拡大)

 

 ●実行結果
実行結果の説明ですが、A・B列とE・F列のデータを比較して、A・B列に無くてE・F列にあるデータは、「秋田」と「神奈川」になりますので、A・B列の最終行に2つのデータが追加されました。今回は、数の少ないデータ同士での検索・追加処理を行いましたが、1000件や10000件またそれ以上のデータを一つのマスターデータとしてまとめる時など便利なので、プログラムを参照して活用して下さい。

 

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