EXCEL VBA 連番のテキストファイルを合計ファイルに纏める・集計処理・1つのテキストファイルにまとめる(テクニック)

 

EXCEL VBA 連番のテキストファイルを合計ファイルに纏める・集計処理・1つのテキストファイルにまとめる(テクニック)

 

 

 ●はじめに

社内の事務処理で、複数のデータ(ファイル)などを集計する事があると思いますが、今回は、連番で作成されたテキストファイルのデータを集計(読み込み)し、集計した結果を合計ファイルとして出力するサンプルプログラムです。大量のデータを集計するには、便利だと思います。それでは、順番にプログラムの説明をいたします。

 

 

 ●プログラム説明  (サンプル①)

下記のサンプルプログラムは、連番(複数)のテキストファイルを合計ファイルに纏めるサンプルプログラムです。

【プログラム説明①】

【プログラム説明②】

  • 【プログラム実行条件】
    ・テキストファイルの名前は、「sample01.txt」~の「sample99.txt」までの範囲
    ・テキストファイルの内容は、下図の通りに、1行目に、右側(全角二文字:名前)・左側(半角数字1文字+”点)にする。

    ・読み込むテキストのファイル形式(文字コード)は、「ANSI」のみに対応しています。
    ※「UTF-8」には対応していません。

    ・テキストファイルの保存先は、「C:\TEST\」
    ※下記のプログラムを実行する際は、【プログラム実行条件】が必須となります。

 

 

 

 

 ●実行前~実行後  ※プログラム実行後、「C:\TEST\」からテキストファイル(sample01~06)を読み込みテキストファイル内のデータを集計して、集計結果を「sample合計」に記載されてテキストファイルが出力されました。

 

 

 

EXCEL VBA ダイアログボックスを表示して複数選択したテキストファイルを合計ファイルに纏める・集計処理・1つのテキストファイルにまとめる(テクニック)

 

 

 ●プログラム説明 (サンプル②)

下記のサンプルプログラムは、上記サンプル①の応用になります。処理の内容としては、テキストファイル読み込んで合計ファイルに纏めるサンプルプログラムですが、今回は、ダイアログボックスを表示して該当するテキストファイルを選択して、選択ファイルのみ集計して合計ファイルに纏めます。

【プログラム説明①】


【プログラム説明②】

  • 【プログラム実行条件】
    ・テキストファイルの名前の指定は無し:「テキストファイルのみ選択可能」
    ・テキストファイルの内容は、下図の通りに、1行目に、右側(全角二文字:名前)・左側(半角数字1文字+”点)にする。

    ・読み込むテキストのファイル形式(文字コード)は、「ANSI」のみに対応しています。
    ※「UTF-8」には対応していません。

    ・テキストファイルの保存先の指定は、ありません。 合計ファイルは、テキストファイル読込先(保存先)に作成されます。
    ※下記のプログラムを実行する際は、【プログラム実行条件】が必須となります。

 

 

 

 ●実行前~実行後  ※プログラム実行後、ダイアログボックスが表示され読み込むテキストファイルを選択します。読み込んだテキストファイル内のデータを集計して、集計結果を「合計」に記載されてテキストファイルが出力されました。

 

 

 

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