EXCEL VBA 確認メッセージの停止・表示しない。DisplayAlertsプロパティ(ブックを閉じる・保存・シート削除・警告メッセージ・非表示・アラートを出さない)

 

 

EXCEL VBA 確認メッセージの停止・表示しない。DisplayAlertsプロパティ(ブックを閉じる・保存・シート削除・警告メッセージ・非表示・アラートを出さない)

 

 

 ●はじめに

今回説明するのは、ワークシートを削除したり・ブックを閉じたり・ブックを保存する際に、確認のメッセージ(アラート)が表示されます。確認メッセージとして表示されるので、ユーザーの判断で選択する必要がありますが、プログラム・マクロ等で自動化した場合、確認メッセージが表示される事で、一時的に停止されてしまいます。これでは、自動化の意味が無くなりますので、DisplayAlertsプロパティを使う事で、確認メッセージや警告メッセージを一時的に非表示設定に切替える事ができます。それでは、サンプルプログラムを交えて順番に説明いたします。

 

●【ブックを閉じる(ブック全てを保尊して閉じる)、下記の参照して下さい】

EXCEL VBA ブックを閉じる(ブック全てを保存して閉じる・変更されていれば保存・保存しないで閉じる)

●【ファイル・ワークブック・アクティブシートの保存・上書き保存・選択保存、下記の参照して下さい】

EXCEL VBA EXCELファイル・ワークブック・アクティブシートの保存・上書き保存・選択保存 (SaveAs・GetSaveAsFilename)

 

 

 ●書式の説明

● Application.DisplayAlertsプロパティを利用するには、下記の通りに設定を行います。

Application.DisplayAlerts = False
※確認・警告メッセージを表示しない様に設定する。(非表示設定)

Application.DisplayAlerts = True
※確認・警告メッセージを表示設定にする。(表示設定)

 

【使用例】
1.(Application.DisplayAlertsプロパティを使用しない場合)


【プログラム例】※警告メッセージが表示される。(メッセージの削除ボタンを押すと削除される)

 

 

2.(Application.DisplayAlertsプロパティを使用する場合)

【プログラム例】※警告メッセージが表示されない。

 

【注意点】
●DisplayAlertsプロパティを使って、確認・警告メッセージを非表示にする際は、対象の処理(シート削除・ブックを閉じる時など)が済んだ場合は、速やかにDisplayAlertsをTrueに設定して表示設定に戻します。確認・警告メッセージを非表示のままですと、意図しないプログラム処理で削除処理が警告なして実行されないように、対象処理が終わったら必ず、表示設定に戻す様にしましょう。

 

 

EXCEL VBA ワークーシート(WorkSheet)を削除する際に、確認・警告メッセージ(アラート)を非表示に切替えて削除を実行します。

 

 

 ●プログラム説明 (サンプル①)

下記のサンプルプログラムは、ブックに登録されているワークシート(WorkSheet)の該当するシートのみを削除するサンプルプログラムです。削除する際は、確認・警告メッセージを表示しないように、非表示設定に切替えてプログラムを実行します。ワークシートの削除対象は、ワークシート名に”@”アットマークがあるワークシートが一括削除されます。

【プログラム実行条件】
・ワークシート名を設定する。削除対象のワークシート名に「@」を付ける。

 

 

 

 

●実行前~実行後 ※プログラム実行後、ワークシート名に「@」が登録されているワークシートが全て削除されました。プログラムでDisplayAlertsの非表示設定を行っているので、メッセージを表示せずに対象ワークシートが全て削除されました。
(画面クリックして拡大)

 

 

 

 

EXCEL VBA ブック(Book)を保存する際に、確認・警告メッセージ(アラート)を非表示に切替えて保存を実行します。

 

 

 ●プログラム説明 (サンプル②)

下記のサンプルプログラムは、ブックを保存する際に、確認・警告メッセージ(アラート)を非表示に切替えて保存を実行して、その後EXCELを終了するサンプルプログラムです。

 

 

 

 

 ●実行前~実行後 ※プログラム実行後、開いているEXCELブックを確認・警告メッセージを表示せずに保存して、EXCELを閉じました。
(画面クリックして拡大)

 

 

EXCEL VBA ブック(Book)を閉じる際に、確認・警告メッセージ(アラート)を非表示に切替えて保存を実行します。

 

 

 ●プログラム説明 (サンプル③)

下記のサンプルプログラムは、ブックを閉じる際に、確認・警告メッセージ(アラート)を非表示に切替えて保存を実行して、その後EXCELを終了するサンプルプログラムです。

 

 

 

  ●実行前~実行後 ※プログラム実行後、立ち上げていたブック(BOOK)を閉じる際に、確認・警告メッセージを非表示に切替えて、ブック(BOOK)を閉じました。
(画面クリックして拡大)

 

 

 

最後まで、ご覧いただきまして誠に有難うございました。
また、VBAに関するテクニックや便利な手法などをこのサイトに掲載していきますので、定期的に参照していただけると幸いです。